AirPodsのバッテリーを長持ちさせる
充電と保管のコツ
AirPodsのバッテリーは消耗品で、いつか必ず劣化する。 でも充電の習慣と保管の仕方次第で、劣化の速さはかなり変わる。
劣化は防げないが、速さは変えられる
リチウムイオン電池の劣化はゼロにはできません。 ただし使い方次第で、1〜2年後の残量や持ちはかなり変わります。
「買ったばかりなのにバッテリーの持ちが悪くなった気がする」——AirPodsを使っていると、こう感じる時期が来る。
バッテリーが劣化するのは避けられない。でも、充電の習慣や保管の仕方で、劣化のペースは大きく変わる。
特別な道具は不要で、毎日の小さな習慣だけで変わる。
充電の習慣——意外と知られていないこと
「使いきってから充電」より「こまめに充電」
リチウムイオン電池は完全放電を繰り返すと劣化が早まる。残量が20〜30%を切る前に充電ケースに戻す習慣の方が、バッテリーには優しい。「毎回0%まで使い切って一気に充電する」よりも、こまめに充電する方が長持ちしやすい。
「100%のままケースに長期間入れっぱなし」は避ける
使わない期間が長いときに、ケースも本体も満充電のまま放置するのはバッテリーに負担をかける。数週間以上使わないなら、50%前後の充電量で保管する方がバッテリーに優しい。旅行前や長期間使わないときに意識するだけでいい。
ケースのバッテリーも消耗品
AirPods本体だけでなく、充電ケースにもバッテリーが入っている。ケース自体の劣化が進むと、AirPodsを十分に補充電できなくなることがある。ケースも含めて大切に使う意識を持っておくといい。
熱に気をつける——これが一番影響する
バッテリーの劣化を早める最大の要因のひとつが「熱」だ。
夏の車内・直射日光が当たる場所
夏場の車内は60℃を超えることがある。ダッシュボードや窓際に置いたままにするのは避けたい。 直射日光が当たる場所での充電も、バッテリーに負担がかかる。
充電しながら使うのも注意
ケースに入れながら充電中に操作できるわけではないが、充電中は本体が温まりやすい。 充電後すぐに激しい運動などで発熱しやすい使い方を続けると、バッテリーには積み重ねで影響が出やすい。
保管場所は「涼しく・乾燥した場所」が基本
Appleが推奨するバッテリー保管温度は0〜35℃程度。極端に寒い・暑い場所は避け、常温の引き出しや棚に置いておくのが無難だ。
バッテリーの状態を確認する方法
AirPodsのバッテリー残量は、iPhoneのBluetoothインジケーターやウィジェットで確認できる。 ただし「健康度」の数値(iPhoneのバッテリー最大容量のようなもの)は、機種によって表示できる範囲が異なる。
AirPods Pro(第2世代)以降
iOS 17.4以降では、設定アプリからAirPods Proのバッテリー状態を確認できる機能が追加された(設定 → 接続済みのAirPods → バッテリー項目)。 表示内容はiOSのバージョンによって異なるため、使用中のiOSを確認してほしい。
それ以外のモデル
バッテリー健康度の数値確認はできないが、「満充電からの持ち時間が短くなってきた」という実感が一番わかりやすいサインだ。 連続再生時間がカタログ値より明らかに短くなってきたら、劣化が進んでいる可能性が高い。
「劣化してきた」と感じたらどうするか
バッテリーの持ちが目に見えて短くなってきたとき、選択肢は2つある。
Appleのバッテリーサービスを使う
Appleはバッテリー劣化したAirPodsの交換サービスを提供している。費用はモデルによって異なり、1〜2万円程度かかることが多い。 まだ新しいモデルで長く使いたいなら検討する価値がある。
売って新しいモデルに切り替える
バッテリーが完全に劣化する前に売る方が、手取りは多くなりやすい。 「まだ使えるうちに売って次のモデルに替える」という判断の方が、トータルで得をするケースもある。
売るときは状態を正直に書くと売れやすい
バッテリーが劣化しているAirPodsを売るとき、状態を正直に書くことが大切だ。
「○○時間ほどしか持たない」「充電ケースのバッテリーも劣化気味」など、実際の使用感を具体的に書いた出品者の商品の方が、買い手から見て信頼できる。
状態を隠して高く見せようとしても、到着後にクレームになることが多い。 正直に書いた方が、取引がスムーズに終わりやすい。
最後に
AirPodsのバッテリーは、丁寧に使えば少し長持ちさせることができる。
完全放電を避ける、熱い場所に放置しない、長期保管のときは満充電を避ける——この3つを意識するだけで、劣化のペースは変わってくる。
そしてバッテリーが劣化してきたと感じたら、まだ価値があるうちに売って次のモデルに替えることも選択肢のひとつだ。 売る際は状態を正直に開示した方が、お互いにとって気持ちよく取引が終わる。